ロックンロールとは? その7
LPやEPは、実際のところもっと早い時期に誕生していました。
コロムビア・レコードを通じて33回転LPが発売になったのは1948年、RCAビクターから45回転EPが発売されたのは翌49年。
当初この両方式は、最近の例で言えばビデオのべータとVHSのようなものだったらしく、お互いの回転数の違いが消費者をとまどわせたうえ、それまでの78回転SPのコレクションが価値を失うのではないかという疑念がマーケットを覆っていたため、なかなか普及しませんでした。
が、やがてコロムビア、RCA両社がそれぞれの方式に興味を示すようになり、さらに33回転、45回転、両方のレコードをかけられるプレーヤーも登場。
SPに代わる夢のニュー・メディアにがぜん注目が集まり始めます。
この新方式のレコード盤は、割れにくく、軽く、扱いやすかった。
それとともに、特に45回転ドーナツ盤にはもうひとつ、大きな利点がありました。
それは、大量生産がしやすかったこと。
大量生産できるから安くなる。安くなれば子供も買える。大量頒布が可能になる・・。
レコードが大人の嗜好品から子供の楽しみへと裾野を広げ、それとともにロックンロールという新種の音楽に子供たちが群がるようになったんですね。