生活史や性格傾向から
乳幼児期に親との生・死別の体験をしている場合、とくにその後の養育者との情緒的な交流に乏しかった場合。
幼児期より、両親が自分の言うとおりにしないと気にいらず、「見捨てられる不安」を抱かせるような親だったり、本人の言いなりになり社会的な訓練をしてくれないような親であったような場合。
幼児期より、一家団らんのない家庭の雰囲気で育ち、しかも親友をもたず、スポーッや趣味などを楽しむことを知らず、くつろぎや気分転換の手段をもっていないような場合。
幼児期より、家族とくに両親のいずれかが病気がちであったような場合、あるいは幼児期に本人の神経症的な習癖(爪かみ、せきばらい、夜尿など)がなかなかとれなかったような場合。
出生順位が第一子(あるいは長男または長女)またはひとりっ子、末っ子、あるいは女子ですぐ下が弟(とくにそれが長男)であるような場合。
表面的には社会的に適応できているようにみえるが、基本的な安定感に欠け、依存的、受身的で、責任転嫁の傾向がみられるような場合。
過剰な適応努力をはらっているが、満足感をまったく感じていないような場合。
心理学的な諸検査で、神経症的な傾向がみられるような場合、あるいは面接で、自己の内面的なものへの気づきがほとんどみられないような場合
・・・このような場合などにもまた、心身両面からの治療を考えます。